きらら・キッズ

保育園の“自由遊び”が子どもの脳を伸ばすって本当?

こんにちは。特定非営利活動法人きらら・キッズです。
保育園での生活の中にある「自由遊び」。
一見するとただの遊びのように見えますが、実はこの時間が、0~2歳の子どもたちの脳の発達にとってとても大切な役割を果たしていることをご存知でしょうか?
今回は、保育園で行われている“自由遊び”が、なぜ子どもの成長にとって重要なのかを、保育の現場からお伝えします。

✅「自由に遊ぶ」ことが“自分で考える力”を育てる

子どもが自ら遊びを選び、好きな道具を使い、やりたいことを始める――
これが“自由遊び”の基本です。

✅ 今日は積み木で遊びたい
✅ ぬいぐるみを並べてお世話ごっこをしたい
✅ 空き箱を組み合わせて乗り物をつくってみたい

大人が指示を出すわけではなく、子ども自身が主体的に動くことで、「試す」「工夫する」「失敗する」「もう一度挑戦する」といった一連の流れを自分の中で経験します。

これらのプロセスを繰り返すことが、思考力・集中力・創造力といった、非認知的な力の発達に直結します。

🧠 脳科学的にも、こうした自発的な活動は前頭前野(思考や計画、感情を司る部位)の活性化につながるとされています。

✅ 年齢ごとに異なる“自由遊び”の広がり方

保育園では、年齢や発達段階に応じて遊びの内容や環境を調整しています。

0歳~1歳頃
🔸 音の出るおもちゃ、柔らかい布、手に取りやすい素材などを通じて「触る・振る・口に入れる」といった感覚的な遊びが中心です。
この時期の遊びは、五感を刺激することが目的です。
見る、聞く、触れる体験が脳に多様な情報を送り、発達を促します。

1歳後半~2歳頃
🔸 「ごっこ遊び」や「積み重ね遊び」「まねっこ遊び」が盛んになります。
他の子との関わりも少しずつ生まれ、「貸して」「かしてくれない」などのやりとりを通して言葉の発達や社会性の芽生えが見られるようになります。
自由遊びには、それぞれの成長段階に応じた“学び”がたくさん詰まっているのです。

✅ 小規模保育ならではの“見守り型”の関わり

きらら・キッズでは、子どもたちが遊びに集中している時間を大切にしています。
保育者は過干渉にならず、子どもが困ったときにそっとサポートする“見守る保育”を実践しています。

✅ 自分の力で考える時間を大切にする
✅ 試行錯誤の過程を遮らずに見守る
✅ 成功や失敗を一緒に喜び合う

このような関わりが、子どもたちの「もっとやってみたい」「次はこうしてみよう」という意欲を引き出します。
また、小規模保育という少人数の環境だからこそ、一人ひとりの遊び方に丁寧に寄り添うことが可能です。
その子らしいペースや興味を尊重しながら、じっくりと関われる環境が整っています。

✅ 家庭でも取り入れやすい!自由遊びのヒント3つ

保育園だけでなく、ご家庭でも“自由遊び”の考え方は活かすことができます。

💡 1|遊びを決めるのは子ども自身に任せる
→「どれで遊ぶ?」と選ばせてあげるだけで、自分で決める力が育ちます。

💡 2|遊びの途中で止めない工夫をする
→遊びが集中してきたら、食事や片づけを少し待つのも大切です。

💡 3|結果よりも過程を見守る
→「うまくできたね」よりも、「考えたね」「いろいろ試してたね」とプロセスに注目して声をかけてみましょう。

遊びの主役はいつでも子ども自身です。
大人はそれを見守り、そっと支える立場でいることが、自由遊びの質をさらに高めます。

自由遊びは、単なる“あそび時間”ではなく、子どもの脳と心を育てる学びの時間です。
きらら・キッズでは、毎日の保育の中にこの大切な時間を自然に取り入れ、子どもたちの「やってみたい!」を育てています。

遊びを通じて得られる“気づき”や“学び”を、ぜひ一緒に見守っていきませんか?

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