きらら・キッズ

0歳から始まる“身の回りのこと”練習って?保育園で育つ生活力とは

こんにちは。特定非営利活動法人きらら・キッズです。

「生活力」と聞くと、まだまだ先のことに思えるかもしれませんが、実は0歳から少しずつ育っていくものです。

保育園では、日常の中で無理なく、けれど確実に“身の回りのことを自分でやってみる”力を育んでいます。

今回は、0歳から始まる生活力の育ちについて、保育の視点からご紹介します。

✅ 0歳でもできることから。「やってみたい」を支える関わり方

0歳児は、まだ言葉でのやりとりが難しく、動きも不安定です。

それでも、自分の手で触れ、持ち、動かす中で「できた!」という感覚をしっかり味わっています。

🍼 哺乳瓶を自分で持とうとする
🧦 靴下を引っ張って脱ごうとする
🪥 歯ブラシを自分の手で持ってみる

こうした“やりたがる瞬間”は、生活力の芽が育ち始めたサインです。

保育園では、その気持ちを大切にし、以下のような対応を行っています。

✅ できる部分は任せ、難しいところだけ手伝う
✅ 道具や動作を見せながら、ゆっくり丁寧に関わる
✅ 成功・失敗にかかわらず、挑戦したことを認める

「できた」ではなく、「やってみよう」とする気持ちこそが、生活力の土台となります。

✅ 身の回りのことを“遊びの延長”で覚えていく

生活力の育ちは、決して“しつけ”や“訓練”で育てるものではありません。

保育園では、遊びの中で自然と生活の基本を学べるような環境を整えています。

👕 洗濯ばさみをつまむ→指先が育つ→洋服の着脱へ
🍽️ おままごとで食器を並べる→ごはんの準備に親しみが湧く
🧽 スポンジで水遊び→拭く・こぼすを体験しながら片づけに発展

このように、子どもたちは遊びの中から「生活」に関わる動きを楽しみながら覚えていきます。

また、小規模保育の特性を活かし、子ども一人ひとりのタイミングや意欲に合わせた関わりが可能です。

✅ 自分のことを自分でやるって、どんな意味があるの?

“生活力”と聞くと、技術や動作に目が行きがちですが、それだけではありません。

🌱 生活力=自分を大切にする力

🌱 生活力=安心できるリズムを作る力

たとえば、自分でおしぼりを広げて手を拭くことには、「自分の手を清潔にする」「ごはんを気持ちよく食べる」という意味があります。

こうしたひとつひとつの行動には、「自分の体を自分で整える」感覚が育まれているのです。

保育園では、日々のルーティンの中に、こうした経験が無理なく組み込まれています。

✅ 毎日同じ場所にコップを置く
✅ ごはんの前に自分で手を洗う
✅ 洋服や帽子の着脱に挑戦する

これらはすべて、生活力の積み重ねです。

✅ ご家庭でも取り入れられる“生活力”の育み方3つ

保育園での関わりをヒントに、ご家庭でも無理なく取り入れられる生活力の育て方をご紹介します。

💡 1|時間がかかっても“見守る”勇気を持つ

→急いで大人がやってしまわずに、まずは子どもにやらせてみましょう。

💡 2|道具の“置き場所”を決めて習慣化する

→コップ・靴・帽子などの定位置を作ることで、子どもが動きやすくなります。

💡 3|「できたね!」より「やってみたね!」を大切に

→結果よりも、行動そのものに注目した声かけが意欲につながります。

ほんの少しの余裕と声かけが、生活力を育てる大きな力になります😊

0歳から始まる“生活力”は、すぐに目に見える変化ではないかもしれません。

けれど、毎日の中で積み重なるその経験が、将来の「自分でできる」につながっていきます。

保育園では、そうした芽を見逃さず、子どもたちの「やってみたい!」に丁寧に寄り添いながら育てています。

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